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しのぶのビジネスオピニオン

近日、経営コンサルタント開業をめざす熟年ビジネスマン 「しのぶ」が、ビジネスニュースを消費者生活者の視点で 読み解き、世に問います。ビジネスに役立つヒント満載 マーケットインデマンドサイドアプローチ。

生中継CM同時動画放映「プレイオン・アド」は定着するか

  博報堂DYメディアパートナーズは、バーチャル映像合成技術を使うことによって、CM中も番組コンテンツを中断しない広告手法「プレイオン・アド」を開発した。 「プレイオン・アド」では、中継映像とCM素材を放送局がバーチャル映像合成技術を使って合成する。あらかじめ制作されたCM素材上のブルーバック部分のサイズを計測・感知し、中継映像をはめ込むことで、商品ロゴやキャンペーン情報を実際の放送画面に表示することができる。 中略 これによって、視聴者は、CM放送中でもスポーツの生中継など試合の展開を視聴することが可能になるため、CMのザッピング防止にもつながる。「プレイオン・アド」は、来年1月1日に放送される「ヤマザキ新春スポーツスペシャルニューイヤー駅伝2010」で放映される。12/25 MarkeZine配信
  TBSは元日の駅伝の生中継番組で、CMの「飛ばし視聴」などに対応した新型広告を放送する。博報堂DYメディアパートナーズ(MP)が開発した手法で、中継を途切れさせずに宣伝用の動画を流せる。宣伝効果を問う広告主と、試合展開を見逃したくない視聴者の双方に配慮した新型CMとして普及を狙う。 新型CMはTBSが元日に全国中継する実業団駅伝の中継番組で放送。ソフトバンクモバイルが広告主となる。生放送の最中に中継画面が次第に縮小し、その外枠で登場人物が携帯電話の販売店目がけて走る動画が流れる。宣伝が終わると中継画面は元の大きさに戻る 12/29日本経済新聞配信
  同じニュースなのですが主語が違うのであえて並べてみました。一般的に商品開発では、初めに技術があってその技術を生かして利潤を得ようとする「プロダクトアウト」と、顧客のニーズから技術を開発する「マーケットイン」という考え方があります。先日、竹中、菅両先生が、経済、金融政策で大事なのは供給側か需要側かって議論していましたが、商品開発ではもう約30年前ぐらいから、後者が成功ヒット商品の主流となっています。
  この「プレイオン・アド」は技術より先にニーズがあるですが、問題は顧客は視聴者かスポンサーのどちらかということ。CMを視聴者は見たくない、スポンサーは見てもらいたい。また、視聴者は生中継だけを見たい、スポンサーはCMだけを見てほしい。だからどちらの顧客の要望も満たさない。おそらく商品としては失敗でしょう。この問題の本来の解決方法は、スポーツのほうのルールを変えることで、サッカーとかラグビーはハーフをクオーターにするとかで解決できます。だけど駅伝とか、マラソンは休憩時間作ったら別の競技になってしまうから確かに別の方法を考える必要はあります。いい方法は、CMがいっぱいの一般チャンネルに加えて、開始から終了までいっさいCMなしの有料放送を同時に実施すること。BS、CS放送でコストパーフォーマンスが合わないときは、有料専門テレビ局とトレードしましょう。相手はCMをいっぱい見ても苦痛を感じないスポーツ「大相撲」とです。

テーマ:ビジネスブログ - ジャンル:ビジネス

  1. 2009/12/30(水) 07:07:50|
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