FC2ブログ

しのぶのビジネスオピニオン

近日、経営コンサルタント開業をめざす熟年ビジネスマン 「しのぶ」が、ビジネスニュースを消費者生活者の視点で 読み解き、世に問います。ビジネスに役立つヒント満載 マーケットインデマンドサイドアプローチ。

高速道路無料化による減収を防ぐために考えるJRの秘策

  東日本旅客鉄道(JR東日本)の清野智社長らJR7社の幹部は30日、前原誠司国土交通相を訪ね、政府方針である高速道路の通行料金の無料化を見送るよう連名の要望書を提出した。要望書では無料化が実施されれば、JR各社合わせて年間750億円以上の減収になると試算。また自動車の利用が進めば二酸化炭素(CO2)排出量が増えると指摘した。 JR各社が国交省に無料化に関連した要望をするのは2度目。清野社長は会談後、記者団に「無料化でJR北海道、四国、九州の3つの会社は単年度で赤字となる可能性がある」などと述べた。 清野社長によると、前原国交相は「JR各社の意見を聞きながら無料化を慎重に進めていきたい」と応じた。前原国交相はJR各社に一定の配慮を示しつつ、あくまで民主党が政府方針として掲げる無料化を推し進める方針とみられる。10/30日本経済新聞配信
  赤字になる。利用者国民大多数の意見「それがどうした」ですよね。JRは民間会社、零細なフェリー会社じゃないから、今まで儲けすぎ、社長の給料、退職金高すぎって反発増えそう。特にJR西。ただ、説得力があるとしたら、二酸化炭素排出量は、一般道路から高速道路へでは減るが、鉄道から車へとなると増えるということ。でも将来のことより、当面の損得勘定が国民感情に影響することは確実。なので、もうひとつ、納得理解を得られること考えてみましょう。
   ポイントは、自家用車の利用が増えるということは、業務時間が個人に振り変わるということ。事故の増加、社会的コスト国民負担という危惧はすでに報道され警鐘されているところではありますが、労働強化、可処分余暇時間の短縮と言う弊害はほとんど指摘されていません。たとえば悪徳経営者から、出張は新幹線をやめて社用車で行け、車なら早朝や深夜でもいけるぞ、なんていわれる善良で正直なサラリーマン。いやですよね。運転しない奥様から家族の帰省手段の変更を迫られる旦那さまも同じような苦痛を味わうことでしょう。つまり、長距離の物理的移動を少ない量で行うことの社会的非効率、国民全体の利益喪失を訴えるということ。
  具体的な抜本的対策は、運賃を相対的に有利にすること。まずは、すでに始めた値下げだけど、不採算路線の整理や駅員のリストラやりすぎると郵便局みたいな批判受けてしまいます。たとえば、松本空港を廃港にしたら日本航空の赤字は減るでしょうけど、岐阜羽島駅を廃駅にしても利益貢献はわずか。そこで、逆に乗用車での長距離移動が割に合わない政策の提案をします。それは、ほとんど国民みんなの賛成が得られるもの。大義納得の温暖化対策税は暫定税率とあまり変わらない税率みたいで効果は期待薄。だから、秘策はズバリ運転時間に対する外形課税。なんらかのエネルギーを利用した物体の移動に携わる人の時間数に対して定額、たとえば500円程度課税する制度を提案。これで、自家用車はもちろん、宅配便、貨物トラックに対する鉄道の競争優位は磐石になります。
スポンサーサイト

テーマ:ビジネスブログ - ジャンル:ビジネス

  1. 2009/10/31(土) 07:50:58|
  2. 未分類
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0
次のページ